2012年1月31日火曜日

踏み切りのある街

快晴、雲ひとつとしてなし。
残念なるは、本日も寝過ごしてしまった。
気を取り直してブラブラ、
須崎市西町界隈を行く。
この辺り、かつて住んだことがある。
この先の、
踏み切りを超えると何軒か空き家がある。
人が居なくなって随分時間が経っているような
そんな寂し気な家が多い。
住んだ頃は、ビートルズをよく聴いた。
ビートルズは、現在でも車で、飽きもせず流している。
古民家の屋根に、黒猫がいて不審者を睨んでいた。
上を見れば、電線が容赦なく飛んでいる。
その向こうに、立派なお寺さんが見えた。
列車の通過を待とうとしたら、待つまでもなく
すぐに走ってきた。ついている男なのかも・・・。
線路から少し離れた場所に、落葉の晩秋を想わせる公園があった。

まだ朝の7時過ぎ、誰も来ない。影は長い。
女性が、踏み切りを超えて来るのが見えた。
この位置に来るのを待っていた。
この女性、「邪魔になって、ごめんよ」と言って去った。
この道は、自転車の方角に向かうと新荘駅に到る。
青い屋根と碧い空を眺めていたら、青い中学生が
「おはようございます!」。
年が明けて早や一ヵ月過ぎた。
国会では、相変わらず不毛の議論を繰り返している。

気がついたら、ダルビッシュがいなくなっていた。
オレも、国会なんかに気を取られて大事を忘れていた。
さあ、キャンプ。

2012年1月22日日曜日

オレの徒然草

徒然なるままに、

   早起きはしたけれど、なんとなく気持ちが定まらない。
   『肱川あらし』の展望台確認に行ってみよう。

廃車あり。
光は、街路灯。
水たまりがあった。
ヘッドライト利用。
まだ明けきらぬなか、たき火で暖をとる老人。
谷川沿いの物置小屋。
吊るし柿が美味そう。
欲求は強いが、決して盗らない。

ここまでは、ひたすらR197を走ってきた。
城川を過ぎて、ちょっと脇道に。
早朝からカメラをぶら下げた見知らぬ男を、怪訝そうに
見る。”どう見てもただ者じゃないゾ”の目、をしている。
通報でもされたらおおごとぜよ、オームの片割れかと、
警察も今度は見逃さんじゃろう。まっこと「ヤバい!」
「道に迷うたんじゃけんど・・・」
道を聞いたら、えらいこと丁寧に教えてくれた。
 この辺りにお店は見えない。
腹が減った。
喫茶店はありそうだが、地下に潜ってみる気にもならない。
此処で、ケータイが遠いながらも縁者の逝去を知らせてきた。
Uターンを余儀なくされた。

2012年1月18日水曜日

湾景



1月15日。
貴重な日曜日、雲行きいまいち。
久礼湾、須崎湾を一巡り。



まだ、夜明けまで1時間。街路灯の光は、相当明るい。




















空は、あいにくの薄曇り。
じつは、年が明けて雨が無い。そろそろ降って欲しい。
庭の植物たちが水を欲しがっている。
できれば、日曜日を避けて・・・、
「ずっぽり」なんて欲はかくまい。ぱらりとでも一雨
欲しい(2012.1.18朝日新聞天声人語)と、関東でも
雨を待っているらしい。 
結局、この日雨はなかった。
時々晴れ間の見える天気で予報通りだった。
天声人語は、「のどが喜ぶミルクテイーでもすすり、
冬型の崩れを待つ」と、逃げで結ぶ。自然は、人為及ばず。
天声の彼は、普通「お茶」かコーヒーとでも言いそうな
ところを「ミルクティー」とした。コーヒーは、あまり飲まない?
夜が明けた。まだ十分に覚めきらぬ小鳥が目の前に飛んで来た。
危険を察してすぐ飛んだ。
須崎市中の島への途中、悠然たる犬に出会った。
繋がれていなかったので、ちょっと怖かったが、顔では、
負けていない自信もあって近寄ってみた。友好的だった。
中の島は、須崎湾を北向きに臨む位置にある。
少々ゴミゴミしているが、それさえ除けば、多分
きれいな漁港なんだろう。
太公望が多い。釣れてはいなかった。
どこの漁港でも見かけるように、ここにも、利を求めるネコがいた。
またサギです。
須崎の魚市場の堤防に集結していた。
清水次郎長さん一家みたい?それも、竹脇無我の・・・

ちなみに,私こと、紅茶にもコーヒーにもミルクは入れない。



2012年1月14日土曜日

水辺の夜明け


      このところ、中土佐町久礼周辺を撮っている。
      R197を外れている。

       例によって、深夜より波打ち際に立って、

かねてより、撮ってみたかった波打ち際。
これまでは、ここまで手が回らなかったのだが、
この日、撮影条件があまり好くなかったので、
この場所で、時間つぶしをしてみた。
長く露光して朝を待つ。
久礼湾に流れ込む小さな名も知らぬ川。
この辺りは、潮の満ち干の影響を直接受ける。
潮が引くに従って水鳥が集まって、餌を求めて。
四万十川の川沿いに我が家があるのだが、
つい2〜3日前、夕食時85歳の母が、大発見のごとくに、
「今日、鶴を見た。」しかも”つがい”だったとのこと。
お国の大臣たちは、再々顔ぶれが変わり、「こんな人おった
のかよ?」みたいな”新発見的”驚きor喜び・・・?があったり
するのだが、残念、この界隈に(掃き溜めかもしれんけんど)
鶴は来ん。『そりゃあ、サギぜよ!』 
いずれがカモかオシドリか。

大臣の名前を覚える間もない・・・
巨人の選手は、全部知っている。


2012年1月7日土曜日

サギを追って、


新荘川朝景。
深夜の海は、たいへん魅力的で年が明けても
飽きず通っている。新荘川は、その帰りに・・・

サギが、この川でこんなに寄り添っていることは、滅多に無い。
今朝の風景。

深夜の海は、たいへん魅力的で翌朝の予定を確認
しながら通っている。帰りは、道すがら川を覗く。  
川面の輝きがキレイだった。

R197布施が坂の未完成のころも、中土佐町久礼の
海へは、よく通った。 
サギは、警戒心が強い。ただ、彼等も
狩りに集中しているときは、案外呑気?。
文様を、撮ってみることに、

1分ほど露光している。
その間、彼は、微動だにしなかった。
文様は、光まかせ。

そういえば、今朝、久礼の堤防で、犬の散歩の老人に
狭心症について、症状から治療法まで詳細に説明された。
くろしお病院に通っているらしい。
高速でも撮ってみた。

海で、波と戯れて、此処でサギと・・・
結構、気持ちは焦っている。
一斉に飛んだ。

仕事に、間に合うか。本日、予定多忙なり。

2012年1月2日月曜日

黎明の頃

2012年、明けましておめでとうございます。
本年も、よろしくお願い申しあげます。

今年の元日は、曇天のため星も太陽もダメだった。
予報も、芳しくなかったのでこの写真は、前日大晦日に前撮りしておいたもの。

撮影は、高知県中土佐町久礼湾の堤防で。ターゲットはオリオン。
午前2時頃から、舟だまりやその周辺及び漁り火、星などを
撮りながら、

船溜りに置かれた廃船。
時間つぶしに長時間露光を何度か試し撮りを繰り返す。
この写真は、6時30分頃か?案外と時間は簡単につぶれる。
この頃になると、カメラマンが日の出撮影に集結してくる。

黎明、犬と老人の散歩も何組かやって来た。
愛媛県や香川県などの遠方のお客さんもたくさんいるようだ。
ベテランもいて、太陽の昇り来る位置なんかも詳細に説明してくれる。
お話によれば、本日の撮影条件必ずしも完璧ではないらしい。

カラスのお目覚め。

撮影の目的は、『太陽絶対』でもないので、感謝しながら聞き流す。

放射冷却による海霧の中へ漁場を目指して船が出て行く。 
堤防では、強風の時は車も吹き飛ばされそうで怖くなることもある。
車は、グラグラ揺れる。と、こんな話を少し大袈裟に,店のスタッフたちに
話してみたら、「堤防が風で揺れるの?」。堤防は揺れない。

出る船、帰る船。霧は、夜明けが近づいて来ると色が次々と変化する。
沖では、絶えず船が行き交う。
昇陽。
私的には、ほぼ期待通りのライジング。
これで、正月のお年賀代用可?本人納得。