2013年5月29日水曜日

土佐の日曜市

前回と同じ日。
初夏の日差しの中で、フィクション。


フィクションだが、店頭でのお話。

「チャンと(クスリを)飲みゆうかよ?」
「昼の分を忘れることが多いキ、夜に昼夕の分をいっしょに飲みゆう。」
”二回分を一緒に飲まれんこと。忘れた分は、処分すること。”を
ご理解願って、さて次の来店時、
(患者さん)「今日は、お医者さんに怒られた。」
「どうしてよ?」
「残った薬を捨てるのは、もったいないキ、二回分飲みゆうがよ。」
絶対に、飲んだらイカン。と怒られたとのこと。
上のような話は、結構よくある。
処分することは、相当の決断を要することらしい。
最近では、「次の時持って来いいや、使うようにするキ。」

事故のないことをひたすら祈る。
フィクションその2。

こちらは、珍しい話。
いつもに比べると、処方日数が、極端に短い処方箋。
「どうしたがよ?検査の予定でも入ったのかよ?」
にやにや笑っている。
さては、飲み忘れ?
「忘れたがかよ?いっぱい残っちゅうがじゃお?」


「おとうさんが、薬を飲まんがよ。私も、平気じゃろうと思うて休んでみたがよ。」
「血圧は、どんなかった?」
「こじゃんと高かった。医者に怒られた。」
高齢化は、どんどん進む。
たいへん。

巨人は、今夜も負けた。
原さん、短気はいかんぜよ。
血圧が上がるぜよ。

2013年5月23日木曜日

高知城下、初夏

日曜市界隈を時間つぶしに、トボトボあるいてみた。
初夏の日差しは、結構きつい。
この日は、女性を、撮らせていただいた。

追手門前、修学旅行の生徒さんが多かった。
この辺りは、記念写真を撮るのに適しているらしい。
短いスカートの女性は、下着が写らないようにと気を使う。

”変なおじさん”と警戒されないように、取りあえず
「撮るよ!」の意思表示をしっかり伝えることにして。
最近の人たちは、大抵モデル慣れしている。
ほとんど拒否されることはない。とくに女性は。
意外と、男性には、怖い顔でにらまれることがある。
この日も、「撮るな!」
全然撮りもしなければ、まるで撮る気にもなれない・・・だったのに。
何かよくわからなかったが、ポーズしてくれたので、
椰子の木陰で、ひと休みのお二人。

不思議に思うこと、旅の途中でなぜ野菜を買うのだろう。
南国の初夏、影が恋しい。

e-naka photograph のほうにもお立ち寄りを、

2013年5月20日月曜日

旧葉山村、雨の旧国道

5月19日、日曜日。
人通りのほとんどない旧国道の雨の夕方。

高知市からの帰り道。
急かされる特別な縛りもないので、
久しぶりに旧道に入ってみた。
かつては、このあたりに、「再会」という喫茶店があった。


その喫茶店で、5~6年ぶりに再会した女性がいた。
妊婦さんだった。
40年ほども過去の・・・。 

ピークお過ぎた感じのバラを見ていたら、
主と思しき婦人が出てきた。
ここでは、たばこを買ったことがある。
バラの自慢話、遠慮がちながら聞かせてもらった。
まだ5月。
うちの庭のこいのぼりは、昨日片づけられていた。
散歩から帰ったばかりの、老人と犬。
夕食後は、必ず消化のために散歩をするのだそうな。
習慣だから、雨でも休めないのだ。

巨人の連敗、予想外。

2013年5月18日土曜日

ヤバイ一日

梼原町佐渡、「さわたり」と読んでいただく。
「さど」が普通すぎて、このルピはちょっとオシャレ・・・かも。


ここも、四万十川源流域。
田植えが終わったばかりの田圃。

遠出しての帰り道である。
配達の途中で、本来なら、少しでも早く帰りたいところだが、
狭くて崖沿いの道なのに、今日は加えて格別交通量が多かった。
此処まで二か所でオートバイと接触しそうになった。

最初の遭遇は、右側をまっすぐ走ってきたもんだ。
瞬間、避けるなら右によるしかない、と思ったら、自分の愚行に
気付いたか突然敵は左にかわしたもんだ。我車は機敏にも、
左に避けてなんとか無事に離合できた。

よく吠える犬だった。

腹が立って、車を下りて抗議をしようかと思ったが、
怖い顔だったので「まあ、無事でよかった・・・」かと・・・。

文句は、心の中だけで収めて「二度と危ない目には合わん」ために、と
丁度出くわした真っ赤な郵便車に突かず離れず先導していただくことにしたのだが、

ため池に、アベックの金魚。うらやましいかぎりなり。

ところが、意に反してこの車の速いこと速いこと。
結局、ついて行かれず簡単に振り切られ、再び単独行。
と、その途端、超高速のバイクが飛んできた。早めに気付いたので
止まっていたのだが、敵は、止まりきれず滑ってきた。
幸運にも、寸でのところで接触だけは避けられた。彼は、側溝に倒れこんだ。

ということで、「今日はヤバイぜよ」、気分転換にと佐渡で暫時休憩した。
絶滅危惧種のアメンボウもいた。